総資産3,140万円のポートフォリオ公開|S&P500+6.8%反発の結果【2026年4月中旬】
3月に-177万円の下落を食らった翌月、+221万円で完全回復しました。
総資産3,000万円超の30代会社員が、2026年4月16日時点の資産状況とポートフォリオを公開します。
イラン停戦交渉の進展でS&P500が+6.8%と大きく反発した月でした。そんな中、3,000万円規模のポートフォリオがどうなったのか、振り返っていきます。
今月のマーケット概況
まずは主要指数の月間パフォーマンスです。
| 指数 | 月間騰落率 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +6.8% |
| eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | +9.3% |
| 楽天・プラス NASDAQ-100 | +9.1% |
| ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | +6.7% |
| ドル円 | 158.58円 → 158.79円 |
4月最大のニュースは米・イラン停戦交渉の進展です。4月8日、トランプ大統領がイランへの大規模攻撃を2週間停止することで合意。イランはホルムズ海峡の開放に同意しました。これを受けてWTI原油先物は一時91ドル台まで急落し、3月に高騰していたインフレ懸念が後退しました。
ただし12日のイスラマバード協議は決裂し、停戦は不安定な状態が続いています。それでも市場は「遅かれ早かれ収束する」との見方が優勢で、リスクオン姿勢が広がりました。
FRBの年内利下げ確率は、停戦合意前の約14%から30%超に急上昇。金利感応度の高いハイテク株が買い戻され、エヌビディアは10連騰を記録するなど半導体セクターが相場を牽引しました。S&P500は7,000ポイントの大台を突破して史上最高値を更新、NASDAQ総合も11日続伸で最高値を更新しています。
セクター別では情報技術(+2.08%)、一般消費財(+1.37%)が上位で、3月に売り込まれたグロース株への資金回帰が鮮明でした。
もうひとつの話題はSpaceXのIPO申請(4月1日)です。目標評価額は2兆ドル超で、サウジアラムコを超える史上最大の上場になる見込み。6月のNasdaq上場がターゲットとされており、市場のリスク選好ムードをさらに後押ししました。
一方、ゴールドは+6.7%と反発。3月の急落(-10.2%)からある程度持ち直しましたが、S&P500(+6.8%)やNASDAQ-100(+9.1%)と比べるとリスクオン相場での上昇力は控えめでした。中央銀行の金購入は継続しており、ゴールドマンは年末5,400ドル、JPモルガンは6,300ドルと強気見通しを維持しています。
ドル円は158円台でほぼ動かず、今月の資産変動は為替の影響をほとんど受けていません。
今月の総資産
| 項目 | 金額 | 比率 | 前月比 |
|---|---|---|---|
| 投資信託 | 2,726万円 | 86.8% | +210万円 |
| 国内株式 | 77万円 | 2.5% | +37万円 |
| 米国株式 | 43万円 | 1.4% | +43万円 |
| 預り金 | 76万円 | 2.4% | -85万円 |
| 持株 | 71万円 | 2.3% | +2万円 |
| 確定拠出年金 | 91万円 | 2.9% | +7万円 |
| 現金 | 54万円 | 1.7% | +7万円 |
| 合計 | 3,140万円 | 100% | +221万円(+8%) |
FIRE目標 8,000万円に対する達成率: 39%(FIREの種類と自分に合った形)
今月の増加の主因は投資信託の評価益+210万円です。S&P500が+6.8%、NASDAQ-100が+9.1%と大きく反発し、3月の下落分を取り戻す形になりました。預り金が-85万円と減少しており、待機資金を投資に振り向けた分も含まれています。
資産推移
| 月 | 総資産 | 前月比 | FIRE達成率 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月 | 3,086万円 | — | 38% |
| 2026年2月 | 3,096万円 | +10万円 | 38% |
| 2026年3月 | 2,919万円 | -177万円 | 36% |
| 2026年4月 | 3,140万円 | +221万円 | 39% |
3月に-177万円と大きく落ち込みましたが、4月で+221万円と差し引き以上に回復しました。年初来では+54万円のプラスで推移しています(資産3000万円に到達して感じたこと)。
ポートフォリオの内訳(投資商品)

投資商品別に口座をまたいで集計した2026年4月16日時点の内訳です。
| 商品 | 評価額(概算) | 比率 | 基準価額 前月比 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,042万円 | 35.7% | +3,423円 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 630万円 | 21.6% | +3,019円 |
| 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド | 497万円 | 17.0% | +1,754円 |
| ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 398万円 | 13.6% | +3,224円 |
| 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) | 117万円 | 4.0% | +31円 |
| iFree 新興国株式インデックス | 37万円 | 1.3% | +2,304円 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 3万円 | 0.1% | +12,510円 |
| 国内株式(個別株+持株) | 148万円 | 5.1% | — |
| 米国株式 | 43万円 | 1.5% | — |
| 合計(投資商品) | 約2,917万円 | 100% |
S&P500と全世界株式で過半数(61%)を占める構成は前月と変わりません(私の投資ルール7つ)。
以下、各ファンドの値動きと背景です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):+3,423円
ポートフォリオ最大のウェイト(38.2%)を占めるだけに、S&P500の+6.8%反発は資産全体への貢献が最も大きかった。評価額は1,042万円で、このファンドだけで資産の3分の1超を占めています。3月は-1.3%で済んでいたとはいえ、今月の+6.8%で年初来パフォーマンスは完全にプラス圏へ復帰した形です。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本):+3,019円
S&P500に次ぐ23.1%のウェイト。3月は-1.0%とS&P500(-1.3%)より下落幅が小さく済み、今月の反発局面でも安定した値動きです。欧州では防衛費拡大を背景に防衛関連株が堅調で、地域分散がクッションとして機能している構図は変わりません。S&P500と合わせたコアの安定感を改めて実感しています。
楽天・プラス NASDAQ-100:+1,754円
今月最も好調なファンド(+9.1%)。ウェイトは18.2%で、ポートフォリオ全体の上昇を牽引しました。3月の-1.7%を大きく取り返す形。グロース株比率が高い分だけ上下のブレは大きいですが、長期で見ればS&P500を上回るリターンが期待できるため、この比率を維持していく方針です。
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし):+3,224円
14.6%のウェイトで+6.7%の反発。3月の-10.2%を完全には取り戻せていませんが、ある程度持ち直しました。株式ほどの上昇力はないものの、分散資産としては機能した月といえます。長期の見通しは強気(ゴールドマン年末5,400ドル / JPモルガン6,300ドル)で、引き続きこの比率を維持します。
その他ファンド
楽天・シュワブ高配当(+31円)はほぼ横ばいで、グロース株との格差が目立つ月でした。iFree新興国(+2,304円)は原油安と停戦期待が追い風。iFreeNEXT FANG+(+12,510円)はNASDAQ-100以上のボラティリティで大幅反発しています。
今月の積み立て設定
前月から変更なしです。
| ファンド | 月額 | 口座 |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 5万円 | NISA |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 5万円 | NISA |
| iFree 新興国株式インデックス | 2万円 | 特定 |
| ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) | 2万円 | 特定 |
| 楽天・プラス NASDAQ-100 | 5万円 | 特定 |
| 合計 | 19万円/月 |
今月の振り返り
3月の下落からの回復
3月は-177万円と今年最大の下落でしたが、4月で+221万円と大きく取り戻しました。イラン停戦交渉の進展で市場心理が改善し、S&P500は+6.8%の反発。積み立て投資を淡々と続けていたことで、反発局面の恩恵をしっかり受けられました(先取り投資の考え方)。下落時に慌てて売らなかったのは正解だったと改めて実感しています。
ドル円がほぼ動かなかった月
3月はドル円が153→159円と大きく円安に振れましたが、4月は158円台でほぼ横ばいでした。つまり今月の+221万円は為替のブーストなしの純粋な株価回復によるものです。為替に頼らず資産が増えたのは安心感があります。
イラン停戦は「まだ終わっていない」
4月8日の停戦合意で市場は一気にリスクオンへ転じましたが、12日のイスラマバード協議は決裂しています。停戦は実質的に不安定な状態で、ホルムズ海峡リスクも完全には消えていません。市場は「遅かれ早かれ収束する」と楽観的ですが、再びエスカレートすれば3月のような急落が起きる可能性もあります。インデックス投資家としてはどちらに転んでも積み立てを続けるだけですが、心の準備はしておきたいところです。
ゴールドの位置づけを考え直す
3月に-10.2%、今月+6.7%。ゴールドは「有事の安全資産」として組み入れていましたが、3月のイラン有事では株と一緒に下落し、4月の回復も株式には届かない結果でした。2ヶ月通して見ると、S&P500(3月-1.3%→4月+6.8%)より振れ幅が大きく、分散効果は限定的だったという印象です。ただしゴールドマンやJPモルガンの年末見通しは強気で、中央銀行の買い入れも続いています。すぐに比率を変えるつもりはありませんが、ポートフォリオの15%を占めるファンドとして引き続き注視していきます。
まとめ
2026年4月16日の総資産は 3,140万円 でした。
前月比 +221万円(+8%)、FIRE目標の達成率は 39% です。
3月のイラン情勢による急落から一転、停戦交渉の進展を追い風にS&P500は+6.8%の大幅反発。下落時に積み立てを止めなかったことが今月の回復につながりました。引き続きコツコツ積み上げていきます。
毎月レポートを出していくので、よければまた見にきてください。
※ 投資は元本保証ではありません。最終判断はご自身の責任でお願いします。